ゴーギャンという画家、ご存知ですか。
「我々はどこから来たのか。我々は何者なのか。我々はどこへ行くのか」というタイトルの絵の上に自分たちの珍道中をのっけてみると、見事にマッチしたので、ゴーギャンは深いなと思った次第です。
法人や事業を立ち上げる時、いろんな申請や許可が必要で、おばちゃんずも様々な関係各所を回っています。
いや、その前に、どこに何を聞きに行くべきなのか、それから調べなくてはいけません。
ネットで調べて、だいたいのアタリを付けて行くのですが、それでも結構ハズレがあって、毎日が珍道中。
また、素人ゆえに、突拍子もないことを聞きにいってしまうので、窓口の人が何を聞かれているのか理解に苦しむ状況を作り出すこともあります。
私たちが「我々は何者なのか、我々はどこへ行くのか」をはっきり伝えることができないと、対応してくれる窓口の人も「あなたたちは何者???あなたたちは何がしたいの???」となるのです。
これが意外とむずかしい!!
こないだも行政書士さんの無料相談会に行ったのですが、その時私たちが質問したことはどうやら専門外で、相手を困らせてしまった上に、知りたいことを知ることができませんでした。
購入予定の物件が消防法で通るか確認に行ったときも、本来は消防本部へ行くところを、最寄りの消防署へ行ってしまったために、救急隊の出動でバタバタしているところにお邪魔してしまったり。。。
そんな手続き上の珍道中をしながらも、自分たちのやりたい福祉サービスの内容も、まだまだ珍道中です。
なにがしたいのか。なにができるのか。いつも考えています。いつも話し合っています。
立ち上げ作業を進めていく中で、わかっていなかった自分たちの力量がわかってきました。その力量で、やりたいと思っていたことの中の何ができるのか。
しっかり計っていかないと、途中で沈んでしまいます。泥の船にならないように。小さいながらも漕ぎ続けられる船になるように。
毎日考えて、進めていきたいと思っています。