朝、携帯が鳴りました。ヒラリーからです。
2人が気に入った駅近の物件をさっそく不動産屋に問い合わせてくれたのですが、またまた、他の人が商談しているとのこと。
なんでも、先客とは商談がある程度進み値段交渉中とのこと。そこに入り込むには言い値で現金を出すしかない。そこで上のセリフ。
「いま現金いくら出せる?」
残念なことに残念な経済観念の私には、たいした持ち金がない。お金に関しては本当に残念な人間なのです。
土地が駅に近いかどうかは事業の方向性を決定する重要なポイント。私たちが気に入った土地は廃墟が乗っかった狭い三角地だけど、駅に近いだけでなく、隣がドラッグストアとコンビニ。頼めば月極で駐車場を借りれそうだし、利用者にとっても便利。
なによりも、もし事業をたたむ時が来た時に売却しやすい。とても魅力的な土地なのです。
しかし、私にはまとまった金がない。
ヒラリーはしっかりしてるので、準備できる。しかし私はない。
事業を共同で経営していくために、二人のバランスを偏ったものにしたくないということから、今回の物件は見送ることになりました。
教訓 自己資金がその後の経営を左右する
商工会議所に相談して、法人で融資を受けることを考えていたけれど、現金をしっかり持っていることは何より強い。当たり前といえば当たり前。ちーん・・・